水産資源学の基本 よく出る部分2 ちゃんと知ってる?乱獲

ここを理解していないとハンドブックを読み進めるのに苦労する部分をピックアップ

乱獲 獲りすぎと捉えられることが多いが厳密にいうと、努力量(船、漁具etc)の発展、増大によって通常総漁獲量が増加するところかえって減少すること。原因が獲りすぎで資源が減少しているからとなる。


乱獲すると資源が減る以外何が起きる

魚体の小型化 資源が増加しないほど漁獲するということはそれだけ親個体を取っているということ。そして例年同様の漁獲量を揚げるとなると、親個体になるまで待たず、若くて小ぶりの小さな魚体も漁獲してしまう。年がたつにつれて親個体、親個体になる大型個体が少なくなり、若い小型魚体を獲る、資源量減少&魚価低下の負のサイクルに陥る。


対策は?

個別割当(IQ)方式?漁業者1人1人に漁獲量を割り当てるか

方法はいろいろあると思うのでここについては各自で調べてみてください。論述問題とかで問われたらIQ方式とかをあげてればいいでしょう。


次は図を用いてMSY、MEYについて書いていきたいと思います。

Study Fisheries~水産系公務員試験対策を中心に~

現在数多くの公務員試験対策本が世に出回っていますが、水産系の対策本は一つもなく、どのように対策していいかわからない人が多くいると思います。ここでは、水産の試験に関する重要テーマや、時事問題などをゆっくり筆者が続けられるペースで紹介していきたいと思います。よろしくお願いいたします。

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