漁業分野で1次試験や論文試験で何度か問われる問題。大学の期末試験なんかでもよく出るのではなかろうか。
混獲とは目的とする漁獲対象物が漁獲されることを指す。正直これだけ見ると問題ないが、ここに投棄つまり利用せずに対象物以外をそのまま海に捨てること(捨てられたものは弱ってるから大抵死ぬ)や、保護すべきウミガメなどの野生動物も引っかかることから長年水産業で大きな問題となっている。延縄なんかでは餌を海に入れるときにそこに海鳥が突っ込んできて漁具に引っかかりそのまま海に引きづられていくこともある。
混獲を防ぐことは資源利用の観点、また動物愛護団体に責められないように知るなど政治的な観点からも重要である。
対策としては、定置網にウミガメ脱出区域を作ったり、餌に鳥の見えない色を塗る、餌の投入方法を帰る、また選択的に魚を取るために網の目あいを大きくするなどがある。
長くなってしまったが取り敢えず今回は混獲投棄とは何かだけ知らなかったら覚えましょう。
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