2022.06.05 13:15日本の水産物流通と考えるべき課題について水産学を学んできた人と話していて、水産生物や養殖などについては詳しく知っているが、それがどのように流通されているか知らないという人を多く見かけました。そこで今回は水産物流通についての簡単な説明と日本の水産流通が直面している課題について書きたいと思います。
2019.09.05 02:34ここは知っておきたい水産法規のKey-point水産法規分野の試験に出るキーワードとそのキーワードの中で大事と思われる部分を羅列、抜粋してみました。超重要と書いた法律を中心に勉強すれば、たぶん法規分野は問題ないかと思います。書ききれない分は今後詳しく記載しようかと思います。分かりづらければ申し訳ない。改善していきます。超重要1 国連海洋法条約(1982年採択)・第二次世界大戦後から条約ができるまでの歴史( トルーマン宣言、サンチャゴ宣言)・領海の定義・EEZにおける資源管理(TAC、シェアードストック、ストラドリングストック、母川主義)・大陸棚とは何か?・マグロ類資源保全に関する国際委員会(各々どこの海域のマグロ保全に努めているか、日本はどこに所属しているか)・国際捕鯨取締条約(近年のニュースと比較...
2019.08.09 15:26超大事 漁業法 その2 漁業調整委員会覚えてほしい点1、海区漁業調整委員会の人員構成2、海区漁業調整委員会の役割3、漁業調整委員会の種類1、海区漁業調整委員会の人員構成従来の原則(今まではここを覚えればよかった)定数 15名 その内・・・漁業者の選挙によってえらばれた漁業者代表9名 知事に選任された資源管理などに精通している学識経験者4名(大学教授など) 知事に選任された利害関係に関与しない公益代表者2名(元公務員など)2018年に成立した改正漁業法水産庁HP(http://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/kaikaku/suisankaikaku.html)より定数 15名 (しかし、条例で10-20名の範囲内で変更可能) 漁業者代表 8名以上13名以下(漁業者か...
2019.08.08 13:54超大事 漁業法 その1漁業法の目的まず水産法規の分野で出ないことはほぼない、漁業法についてまとめていきます。漁業法の目的1、漁業調整機構の運用で水面を総合的に利用し、漁業生産力を発展させる2、漁業の民主化さて何のことかもう少しわかりやすく解説していきます。ただこの目的はこのままとりあえずおぼえてください。最低これだけ覚えてくれればオーケーです。1、漁業調整機構の運用で水面を総合的に利用し、漁業生産力を発展させる漁業調整機構 ・・・漁業者と漁業従事者(雇われ)で構成されたグループ水面の総合的利用・・・漁船漁業、定置網、養殖など漁場利用の組み合わせ。漁場が使用されない状態を防ぐ。漁業生産力の発展・・・最適な漁場利用により、漁場の有する生産力を最大限に生かし、経済活動に反映させていくこと。...