水産ハンドブック購入者特典に国家公務員総合職の過去問集があるが、問題集に技術士の過去問もあることをご存知であろうか。技術士は特定の分野において日本の中でも秀でた知識を持っていることを証明する国家資格です。試験内容は公務員試験の内容と一般教養以外はほぼ変わらなく、大学3年生なんかは腕試しに受けるのにちょうどいいかもしれません。
技術士は20程度の分野があり、その中の一つに水産がある。建築分野などでは技術士資格を持っていることで民間企業では公共事業に携われるなどメリットがあるそうです。水産については特にそのようなメリットはありませんが、一部転職サイトには技術士優遇などの文字が入っていたりします。技術士になるには一次試験(一般教養試験と専門多岐選択式の試験)に合格した後二次試験(専門記述、口頭試問)があります。二次試験は一次試験合格者で4年間技術士資格を持った人物のもとで実務を積んだもの、あるいは7年以上の実務経験を積んだものに限ります。大学卒業してすぐに技術士にはなれませんが、1次試験に合格するだけでも履歴書には十分書けると思います。
毎年6月に受験申し込みがあり、11月末に一次試験は行われます。
大学によってはJABEEというプログラムを実施しており、その大学の卒業生については一般教養も免除になるとか。免除になる大学は次のリンクから確認可能です。
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